C10-19(最終回)

仕事(自分で買ってモニターになる)として使っていたオバジC10。残り五分の二ほどになったが、相変わらずのにおいがつらい。そう思っていたところ、私が普段使用している無香料基礎化粧品の会社からも、同様のコンセプトの商品が発売された。いや、以前からあったのかもしれないが、その存在に初めて気づいた。思い切って買ってみた。そして使ってみた。なんと、臭くないではないか。臭くないどころか、むしろ少しよいにおいだ。ああ、もう、オバジC10には戻れない・・・。そう思っていたところに、妹が遊びに来たので、「よかったら、使ってみる?においが平気だったらだけど。」と、オバジC10を手渡してみた。妹は、くんくん、とにおいをかぎ、「たぶん平気。」と言いながら、実際数滴を手に取り、顔につける。そして、「あ。平気、平気。使う、使う。」と言うので、「ああ、よかった。じゃあ、持って帰って。詳しい使い方は、ロート製薬のホームページで確認して。」と言うと、「それは大丈夫。前から気になって、店頭で何回も見とったけん。」とのこと。そういうわけで、私のオバジC10使用記録は、これにて終了。
肝心の、シミに関する効果はどうだったのか、というと、もともとあんまり気にしていなかったシミ(ないわけではない。年相応にある、と思うし、今度失業なり引退なりで治癒のための時間をたっぷりとれる状況になったときには、ケミカルピーリングを体験しよう、と思ったりもしている。)は、相変わらずか、以前以上に気にならない状態なので、それなりの効果はあるのだろうと思う。というような説明では、お客様にはご満足いただけないだろうなあ。
追記。オバジCの使用開始は3月3日であった。ボトル一本三ヶ月用という売り文句だが、三ヶ月以上経ってもなくならなかった。あの調子だと、全部使うのに半年くらいかかりそうだが、においが平気な人は、もっとたっぷりと塗布することができ、それなりに早く使いきれるのかもしれない。