かりかりレバー

年に数回食べたくなる「かりかりレバー」。レバーに対する苦手意識が不思議に思えるおいしさだ。新鮮でおいしそうな鶏レバーと出会えたときが作り時。自分で作れなくなっても、夫に作って食べさせてもらえるように、作り方をここに書いておこう。そのときには、「みそ記」に作り方書いてあるからね、ということを思い出せるといいね、私。<かりかりレバーを作る手順>

・おいしそうな鶏レバーと出会う。買って帰る。
ウスターソースに浸ける。(血抜き兼味付け)30分以上〜50時間以内くらい。食べやすい大きさに切ってから浸けてもよし。切らずにそのまま浸けてもよし。ローリエ月桂樹の葉)があれば入れると消臭効果があるかもしれないし、気分も盛り上がるかもしれないし、味もややまろやかになるかもしれない。
・ソースから引き上げて小麦粉をまぶす。
・多めの油で、中火〜弱火くらいでじっくり焼く。片面15分前後が目安か。表面が焦げたかな焦げてないよね、程度にかりかりになるまで。味付けは塩だけ。
・ニンジンをスライサーでケンにしておいて一緒に食べるとおいしいよ。いや、むしろ、このニンジンのケンなしでは、レバーのおいしさ半減と言えると思うよ。

元レシピは、伊藤比呂美さんの「おなか ほっぺ おしり」75頁の「とりレバーポーランド風」。

これだけでは、なんとなく、もうちょっとさっぱりしたものが食べたい気がするなあ、という場合には、作り置きした「カリフラワーのピクルス」をご一緒に。今回はカリフラワーと小カブとカラーピーマン(黄色)で作ったもの。元レシピは、チベット食堂のカリフラワーピクルス。http://zazamaru.exblog.jp/3867643/