ぴーぷー

沖縄旅行三日目。本日も絶好調の強風だ。ホテルでの朝食を終えて部屋に戻ると、夫はうたた寝開始。部屋の窓を開けていると、強風が吹き込み、部屋入り口のドアの隙間が笛となり、ぴいいいい、ぷうううう、とけたたましい音が鳴る。お昼も近くなってから、夫に「そろそろ出かけましょうか。」と声をかけてみる。ゆっくりと目を覚ました夫は、「寝ている間ずっと夢を見ていた。」と言う。
「どんな夢だったの?」
「ずっと風の音が聞こえてて、風がぴーぷー吹いていて寒いから、部屋でゆっくり過ごしましょう、って話している夢。」
「実際は話もせずにゆっくり眠ってお過ごしでしたが。」

フロントで、部屋の簡単な掃除をお願いして、出かける。到着以来、ずっと運転してきたが、夫に「そろそろ運転したくなってきた?」と訊いてみたところ、「ううん、まだ大丈夫。」とのことであった。今回借りているCUBEに最初乗ったときに、夫は「うわ、この車大きいな。」とつぶやいたが、あのときに「運転する心構え」を彼が心の鞄の奥底にしまいこんだのを、妻は見逃していない。

本日の活動。
ホテルの斜め向かいの「ガラス工房」見学。
琉球村見学。
昼食(夫はソーキソバ。私は日替わり定食でサンマのカレー風味フライなど。)
ホテルでお昼寝(夫は「ずっと起きてた。全然寝てない。ずっとパソコンしたりしてた。」と自慢げであった。)
沖縄民謡ライブ居酒屋「なかゆくい」で夕食。
ヒラヤーチー(チヂミ様のもの)
フーチャンプルー(麩の炒めもの)
ポーク玉子

昨夜の夕食も民謡ライブのある居酒屋さんに行ったが、夫がこんなに沖縄民謡好きだとは知らなかった。