ロースハムとジャガイモのパスタ

昨日、実家の父から、ハムのセットが届いた。お中元ののしがかかっているから、夫への貢物(みつぎもの)だろう。けれど、私も一緒においしくいただく。実家の父と弟は、夫のことを、「娘と(ねえちゃんと)結婚を続けとるえらい人じゃ」と思っているふしがあるようで、えらい人への貢物を折々に送ってきてくれる。
今日はそのセットのうちのロースハムをサイコロサイズに切ったものと、ジャガイモとニンジンをサイコロサイズに切ってゆがいたものと、トマトを小さく切ったものと、ショートパスタをゆでてから氷水で冷たくしたのとを混ぜ合わせたものを夕ご飯にした。味付けは、お皿の中で各自、オリーブオイルと塩と胡椒とハーブ各種。
昨夜寝るときから、「明日は、ハムとジャガイモを合わせたものを食べたい」と強く感じていたから、それが叶った形となったのがうれしい。自分でそうしたのだけれども。
食べたい時に、食べたいものを、食べたいように食べると、五臓六腑にも全身の細胞の隅っこの角のところにも、欲していたものの栄養成分のような何かが、じゅわああっと、じくうううっと、まんべんなく染みわたる。
ショートパスタのいいところは、内側空洞のような部分があるためか、長いパスタに比べると、少ない量(グラム数)で嵩高さと満足感があるのと、スプーンひとつで食べられる簡便さ。
ああ、おいしかった。また食べたいな。また食べよう。今日もごちそうさまでした。