一番咖哩炒麺

五葷抜きインスタント麺第二弾。カレー味焼きそば風ゆで麺とわかめスープのセット。袋本体には中国語(台湾式漢字)で「食用方式」やその他記載してあるのだが、親切なことに、日本語訳のシールが張り付けられている。
麺の食べ方:
1.麺と調味料、スープ粉を袋から出します。
2.麺を碗の中に入れて蓋にし、調味料を蓋の上に温めます。
3.三分後、お湯を捨てて、調味料を入れて、撹拌してからすぐ召し上がれます。
スープの作り方:スープ粉を碗に、また約160ccのお湯を碗にそそぐ、撹拌してから、おいしいスープになります。
上記の作り方に従うと、2のところでつまづくのだが、ここはかつてはたまに無性に食べたくなることがあり、食べると必ず頭皮に湿疹が出て痒くなっていた、日清焼そばUFO体験が功を奏する。
2の手順では、麺を碗の中に入れたら、蓋をする前に熱湯を注がなくてはならない。そして液体調味料は「蓋の上に温める」のではなく、「蓋の上で温める」か「蓋の上にのせて温める」。
3の湯切りは、こうして自宅の丼的な器と鍋の蓋を使ってやってみると、なるほど、日清焼そばUFOの湯切り容器はよくできていたのだなあ、と感心する。自宅の容器と鍋では、なんだか十分に湯が切れてない感ありまくりだが、わざわざザルを使う気にもなれず、少々の湯残りはよしとする。調味液(調味油)を袋から出すとカレーの香りが立ち上る。麺と絡めてできあがり。
粉末スープにお湯を注いで箸で混ぜると、乾燥ワカメと乾燥豆腐がふわあっとふくらんで、こちらもすぐにできあがり。
さて、麺のほうは、湯切りが甘かった分当然ではあるのだけれど、ただでさえ「焼きそば」ではなく「ゆでそば」なのに、残った少量のお湯が、「焼き」とも「ゆで」とも言えない中途半端な状態を盛り上げてくれる。でもまあ、問題なく、それなりにおいしく、カレー風味の焼きそば風ゆで湯切り麺をおいしくいただく。
スープは、ワカメと豆腐と胡麻以外に、小口切りにした、おそらくパセリの茎が薬味的に入っている。薬味としての緑色がほしいときに、五葷が大丈夫であれば、小口ネギを使うところを、五葷抜き業界では、このようにパセリの茎の小口切りや、サヤエンドウの小口切りなどが用いられている様子。前回食べた五葷抜き味噌ラーメンの薬味はサヤエンドウであった。パセリを薬味として使うのは、我が家でも最近よくする。素麺や味噌汁やその他麺類や豆腐等の薬味としても思った以上においしい。が、麺をすするときにあまり勢いよくすすりこみ過ぎると、ネギとは重さの異なる小口切りパセリは気管あたりに勢いよく吸い込まれ、そうなると苦しい。要注意だ。
前回の味噌ラーメンに続き、こちらのカレー焼きそばも、再購入はなさそう。