ケークサレで夕ご飯

昨日焼いた「ケークサレ」を夕ご飯に食べたいけれど、どうやって食べたらおいしいかな、と考えた。そのまま単品でパンのように食べるには、少々しょっぱい(私が塩を多く入れたため)のだけれども、何かのソースを絡めて食べたら、しょっぱく茹でたパスタがおいしいように、このケークサレもよりおいしいのではないかな。
気持ちとしては、鶏肉を炒めてトマトソースで煮込んだものとともに食べたい気分だけれど、我が家の冷蔵庫に今あるのは豚肉だから、豚肉を炒めてカットトマトで煮込んだものを使うことにする。


フライパンにオリーブオイルをのばして豚肉こま切れを炒める。胡椒、少なめの塩(ケークサレの塩分を考慮して)、オールスパイスローズマリー、バジル、をかけてみた。
カットトマトの缶詰をフライパンに開けて煮込む。
旨み調味料として「鮎の魚醤」を数滴たらし、ウスターソース五葷抜き)で味付けて、さらに煮込む。五葷に問題のない人は、もちろんふつうのウスターソースでもケチャップでもコンソメでも、好みの味付けにするとよいかんじ。
全体がぐつぐつとしたら、できあがり。
お皿に取り分ける。


ケークサレ四切れは、電子レンジで八十秒程度温めてから、お皿の端に添える。食べるときには、このケークサレを一口大にスプーンで切って、豚肉のトマトソースとともに口に運ぶ。夫はバターを追加していたけれど、私はそらみつのオリーブオイルをケークサレ全体に追加でかけて、豚肉とトマトソースとともに食べてみたら、たいそうおいしかった。「とっさの思いつきで作った割にはおいしいね」と私が言うと、夫は「いけるね。ありだな、これも」と言っていた。パスタとはまた異なった粉ものの、こういう食べ方もおいしいなあ。