バナナパイの成長

バナナパイを焼くときに、パイシート二枚使うと、一度に食べきれないことを学習したので、今回は、パイシート一枚で作成。しかし、バナナはたくさん食べたいから、小さいもの二本を使用。それから、パイを「包む」と、中に入れられる具の量に制限があるけれど、オープンパイ(という言い方があるのかどうかはわからないけれど、蓋をしないパイ)ならば、表の面いっぱいに、具をのせられるのではないか、と考えた。


冷凍パイシートを室温で十五分程度解凍。
解凍して柔らかくなったパイシートを、拳の外側で、ぐりぐりと広げる。
オーブンを、余熱あり、二百度、十五分に設定して予熱開始。
耐熱皿に表面に大さじ半分程度のオリーブオイルを塗り伸ばす(パイのこびりつきを防止して、できるだけたくさんパイ皮を食べるため)。
パイシートをお皿に広げたところに、バナナを乗せる。今回は、縦に半分切ったあと、横半分に切った、つまり、一本を四分の一にカットしたものを二本分、パイシートの上に整然と並べる。
シナモンパウダーをバナナ全体にふりかける。
長方形のパイシートの四隅を気持ち内側に折り曲げる。パイシートの形は、なんとなく「浮舟」なかんじ。
りんごジャムはどうしようかなあ、と考える。今回はバナナだけで勝負しようかなあ、食べてみて少しりんごの甘味が欲しくなったら、食べる時にかけるかなあ。でも、加熱でぐつぐつ煮詰まったりんごジャムも食べたいな、ということで、バナナの周りに少量のりんごジャムを置く。
オーブンが「予熱終わったよ」の合図をしてくれるから、「はいはい」と言いながら、庫内にパイを入れて加熱開始。
十五分後、あつあつを気をつけて取り出し、ほふうほふう、と食べる。
おいしい。


次回は、パイシート、バナナ、練乳、の組み合わせで作ってみたい。練乳をかけてから焼くか、焼き終えたところにかけるか、どちらがよりおいしいか、迷うところだ。