玉こんにゃくへの愛

山形旅行のときに出会って以来ファンになり、生協カタログで見つけるたびに購入するようになったのが「玉こん」。球形のこんにゃくを出汁醤油で煮込んであるもので、山形では、ちょっとした観光地でよくこの玉こんが売られていた。その場合は、みたらし団子のように串刺になった状態で、ひとつひとつのこんにゃく玉の大きさはみたらし団子よりは大きい。これがちょっとしたおやつとして、こんにゃく好きにはたまらないおいしさ。
そして、その玉こんが、本日の生協配達で、我が家にやってきた。こちらは串刺しにはなっておらず、直径三センチ程度の玉こん十個が、ビニール袋の出汁醤油の中で泳いでいる状態。これを夕ごはんに食べたいなあ、と思ったけれど、夕ごはんには、鶏肉とニンジンと油揚げの雑炊を食べたら、お腹いっぱいになってしまって、後日のお楽しみに延期した。
しかし、今になって、雑炊がちょうどよく消化されたのか、玉こんにゃくが食べたくてたまらなくて、延々身悶えしている。夫に「玉こん、食べたいねー」と語りかけても、反応は芳しくない。腹いせに「どうやらくんがー。私の玉こんへの愛を疑うー!」と訴えてみると、「全然、これっぽっちも疑ってないから、よーく知ってるから、食べれー、食べれー」と言う。
そんなに言うなら、仕方ないかな。あっためて、食べようかな。


追記。
食べた。おいしかった。夫と半分ずつ食べた。なあんだ、やっぱり、きみも食べたかったんじゃん、と思った。満足。