ベーコンとパセリのパイ(オリーブなし)

今日の夕食は、ベーコンとパセリとオリーブでパイを作りましょう、と、うきっうきっ、わくっわくっ、な気持ちで、パン屋さんで取り置きしてもらっているオリーブを買いに行こうとしたところ、パン屋さんが大繁盛大盛況中で駐車場も店内も大入り満員で、すぐには入れそうになかった。仕方なく、あきらめて、そのまま出勤して仕事をして帰宅。オリーブはないけれど、ベーコンとパセリだけでもいいよね、ということにして、ベーコンとパセリでパイを作る。


冷凍パイシートを三枚、室温で十分ちょっと解凍。
三枚のうち一枚を包丁で細めに切る。今回は八等分にして小さな長方形を八つ作った。
大きめの耐熱皿に、二枚のパイシートを並べる。
ベーコンとパセリをのせてから、夫のほうにはスライスチーズものせる。
先に細長く切っておいたパイシートを、ベーコンとパセリ(とチーズ)の上に斜めに並べるような形で置き、飾り兼サクサク目的でのせる。
予熱あり、百九十度(百八十度だったかも)、二十五分、オーブン加熱。
ジウジウと熱く焼けたパイを、いただきます。夫はそのまま、わたしはオリーブオイルと黒胡椒をかけて。


夫が「このパイの具にもう一種類何か追加するとしたら何なんだろう」と言うから、「それは、オリーブよ」と即答する。
「ええーっ、オリーブー?」
「そうよ。本当は、これにオリーブものせる予定だったけど、パン屋さんが大盛況過ぎてお店に入れなかったから、オリーブなしになった」
「オリーブかー。オリーブもいいかもしれんけど、なんやろうなあ」
「もう一品、といっても、どうやらくんのほうにはチーズも入ってるから、それだけで十分けっこうぐっとくると思うけど」
「それはそれとして。この組み合わせにツナが加わると、ちょっと方向性が違いすぎる気がする」
「この組み合わせでオリーブじゃない、としたら、ゆで卵、かな」
「おお! ゆで卵を小さく刻んだやつ。いいねー」
「刻んでなくても、ゆで卵は薄切りでもいんじゃないかな」
「いいねー、いいねー、おいしそう」
「パスタもいいけど、パイもいいよね」
「パスタにはないバターや生クリームの旨味が感じられるけど、その分、ぐっと重いなあ」
「じゃろ」
「ぱっと見た目には、これくらいの量、楽勝、少ないんちゃうか、と思うけど、実際食べたらぐっとくる。この大きさのお好み焼きじゃあ、全然足りんやろうと思うのに、パイは小さくてもお腹いっぱいになるなあ」
「おなかいっぱいになったね。ごちそうさまでした」


今度は、買ってきたオリーブで、オリーブパイを焼くよっ。