ジャガイモとサバのほぐし身のざっくり和え

今後再現する場合に予定している基本レシピ。


ジャガイモ約200gをポテトサラダのジャガイモだけの状態(マッシュポテトのあんまりマッシュしてないジャガイモのゴロゴロ感がある状態)にする。
市販の焼き鯖(パックの切り身で売られているもの)半身分程度の身をほぐして、ジャガイモとざっくり混ぜる。
食べる時に、オリーブオイルと粗塩と胡椒、好みでレモン汁も、あるいは、マヨネーズ、または醤油などをかけて食べる。
材料の量は、お好みで増減。



北陸在住中で「へしこ(鯖のぬか漬け)」が簡単に手に入る環境でのレシピ。


ジャガイモは皮ごとゆでる、または、皮ごと蒸す、あるいは、皮をむいて蒸す、場合によっては電子レンジを用いる、などの方法で加熱したのち、皮のない状態にしてから、あらくつぶす。
市販の焼き鯖を買ってくるか、生の鯖、あるいは鯖の開きの一夜干し、を買ってきて自宅のグリルで焼く。
鯖のへしこを買ってきて焼く。ジャガイモ200gに対して、六分の一尾程度の量で十分。
焼き鯖、へしこ、ともに、焼きあがったものの身をほぐす。
ジャガイモと焼きサバと焼きへしこをざっくりと混ぜる。
へしこのしょっぱさと旨味が十分にあるので、他の調味料は必要ない(むしろ用いないほうがへしこのへしこらしさをおいしく味わえる)が、必要を感じる場合は好みのものを用いる。


パスタの具にする場合は、ジャガイモの皮をむいて、パスタにからみやすいサイズに切り、フライパンで油で炒めて、ほっくりカリカリの状態にする。
焼きサバと焼きへしこのほぐし身をフライパンに投入してジャガイモとからめる。
ゆであがったパスタに混ぜて食べる。
オリーブオイルと胡椒を好みでかけて食べるとおいしいのではないだろうか。



アンチョビパスタのときにも思ったことであるけれど、オイルサーディンだけでなくアンチョビという発酵食品を加えることで、発酵の旨味がぐうんと上昇するように、焼き鯖だけでなく焼きへしこを加えることによる旨味の上昇がある。へしこを知っている身としては、できるだけ、へしこあり、のレシピでこのメニューをたのしみたい。


追記。
ハムなどのポテトサラダと異なり、青魚を使ったこの料理は、調理後の保存時間が長くなると、青魚独特の生臭さのようなものが出やすくなるらしい。一回食べきり量での作成をこころがけたい。