ビアジョッキは流紋焼

五月四日に会津若松で購入したビアジョッキは、毎日大活躍中。朝の豆乳紅茶に、炭酸水に、緑茶に、フィーバーフューのハーブティーに、ハニーブッシュティーの豆乳割りに、と、激務な毎日。以前長野で購入した焼き物のマグカップ(容量約500cc)は、激務の果てに取っ手が壊れて、取っ手のないカフェオレボウル状態で使用していたのだが、今回新しく購入してみると、やはり取っ手があるのはとっても便利。
ところで、今回購入した焼き物のビアジョッキは、会津本郷焼きの中の、流紋焼、という種類。ビアジョッキの箱に同封されていた案内文を書き写しておこうと思う。


北国会津の窯元・土と炎が描く
流紋焼
土は人の心を和ませてくれます。
土でできた「やきもの」も亦観る人の心をなぐさめ和らげてくれます。
会津本郷焼数百年の伝統を汲む流紋焼はそんな土のもつ「自然のこころ」ともいうべきものをできるだけ失わずにとの願をこめてつくられております。流紋焼の特徴は流し釉(ウワグスリ)にあります。千数百度に熱せられた窯内で釉は熔けて流れ、種々様々な紋様を描きます。それは自然の事物にも似てどれ一つとして同じものはありません。一つ一つに豊かな個性があります。人の手によって描かれたものではないからです。
伝統的産業工芸品指定
創業明治三十五年
窯元流紋焼