五行オイスター炒め

蠔油炒五行骰粒。Háoyóu chǎo wǔháng tóu lì
「台湾ベジごはん」の本に載っているレシピにて夕ごはん。


材料(四人前)
サラダ油、大さじ1
ニンジン、1本(レシピは二分の一本)
生しいたけ、6枚(レシピは4枚だが、2枚だけ残したくないので)
厚揚、1丁
枝豆、大さじ4(冷凍枝豆をサヤごと茹でてサヤから出したものの量は、おそらく大さじ7くらい)
トウモロコシ、大さじ4(昨夜作ったコーンクリームスープで使った缶詰の残り)
ニンジン、生しいたけ、厚揚、は、サイコロ状に切っておく。


調味料
オイスターソース大さじ1(菜食主義の場合はベジタリアンオイスターソースというシイタケを発酵させて作った調味料を用いるが、我が家はふつうのオイスターソースで)
醤油、大さじ1
砂糖、小さじ二分の一
昆布だし顆粒、1スティック(レシピでは野菜だし顆粒小さじ二分の一)
日本酒、大さじ1(レシピでは紹興酒小さじ1だが、日本酒で代用。オイスターソースと醤油を計量したあとの大さじを日本酒ですすぎたかったので、量は大さじ1とした)
以上をあらかじめ合わせておく。


作り方
*フライパンに油を熱し、中火でニンジンを炒めてから、しいたけ、厚揚、枝豆、トウモロコシを加えて炒め、合わせておいた調味料を加えて炒める。
(レシピでは、皿に盛り、このみで、ちぎった香菜を上からふりかけることになっているが、我が家ではわたしの頭痛対策のため、香菜(パクチーコリアンダー)は省略)


今回は、ご飯と一緒に食べてみた。レシピは四人前だが、この一品のみなので、二人で一食で食べきる。おいしい。
夫は「肉が入っていなくても、ボリューム十分やなあ」と言う。ボリュームだけでなく、色合いの視覚的な満足感も大きい。五葷を抜くと、料理の見た目の華やかさが欠けることが多いのが課題なのだが、前回の焼きそばも今回のオイスター炒めもたいへんに鮮やか。
五行とは、陰陽五行の五行であるが、今回の材料の何が五行のどれにあたるか、というと、ニンジンが紅、しいたけが黒、厚揚が白、枝豆が緑、トウモロコシが黄。
サイコロ切りは、風水で、正方形はとても大きなパワーを持つということから、正方形の力を得るためにそうする。
そして、枝豆とトウモロコシの円形はエネルギーをもたらす、のだそう。
夫は、今回もレシピ本と見比べて「おおー。写真とそっくりの見た目だー」となにやら感心しているが、レシピ通りに作るとだいたいレシピの完成品とほぼそっくりになるものだと思うのだが。