紅玉アップルパイ

スーパーで紅玉のりんごと冷凍パイシートを買ってきたので、今日の私の朝ごはんは久しぶりのアップルパイ。
先週韓国に出張した夫が、韓国の乾燥した空気で喉を痛めて、帰宅後風邪を引いているにもかかわらず、秋のうちにもう一度白山に登ってきたい欲に身を任せて白山に行って帰ってきたら、なんだか本格的な風邪になっていて、怪しいなあ、と思っているうちに、私も同じように喉が怪しいかんじになってきた。だから昨夜はさくっと早くお布団に入って眠って養生していたのだが、夜中の一時か二時か三時かそんな時間帯に「これは麻黄湯を飲もう」という決意が湧いてきて目覚める。
寝室から居間に出てきて、電気ケトルでお湯を少し沸かす。湯のみに漢方薬麻黄湯のエキス顆粒を入れて、そこにお湯を注いで混ぜる。それを少しずつコクリコクリと飲む。喉が滑らかに、身体が温かく、安心な気持ちになる。
明日起きたら紅玉でアップルパイを作ろう。りんごと一緒に、ふやかしたレーズンをパイの中に入れたいから、レーズンをふやかしておこう、と思う。蓋のついたカップに干しぶどうを少し入れて、電気ケトルの残りのお湯を入れる。蓋をして放置する。
目覚めたら、喉以外の怪しい気配は去っていて、喉にはまだ気配が残っている。緑茶うがいを繰り返す。昨夜は総合感冒薬を使ったけれど、今日は咳と鼻の成分は要らないかんじだから痛み止めだけでいいな、と判断して、咽頭痛対策として食後にナロンエースを飲む予定にする。
冷凍パイシートを解凍している間に、紅玉1/3個を薄く切って塩水にさらしてからザルにあげる。
ふやかしておいたレーズンもザルにあげて、半分はヨーグルトに入れて食べる。
パイシートがやわらかくなったら、手の甲と指先でウニウニと伸ばして、生のリンゴを整然と並べる。
リンゴの周りにレーズンを並べる。
パイシートの半分を蓋のように覆いかぶせて、縁をおさえて包む。
オーブン、余熱あり、200度、15分、で加熱。
焼きあがってジュウジュウいうアップルパイにシナモンパウダーをふりかける。
紅玉が酸っぱ甘くておいしい。
たいへんおいしかったけれど、リンゴをもう少ししっかりと加熱したいから、次回はパイシートの蓋をする形ではなく、パイシートは平べったい状態でその上にスライスしたリンゴを敷き詰めてそのままリンゴが見える状態でオーブンで焼いてみる。
あと、甘みが足りない気がする場合に備えて、南はちみつ研究所の蜂蜜をかけて食べてもおいしそうであるが、我が家には現在蜂蜜がない。南はちみつ研究所の蜂蜜を身体が求める気がするので、近々購入しようと思う。現在我が家には練乳も黒蜜もないが、なにかそういう甘みを加えてもおいしいかもしれない。
明日もまたふやかしたレーズンでヨーグルトとアップルパイを食べたいから、これからレーズンをお湯に浸して置いておく。