山本五十六

土曜日に夫が一人で観に行った映画。
本当は近くの山に登りに行ったらしいのだが、登山口の駐車場に車を停めて、登山前の栄養補給にバナナを一本食べて、さあ登山靴に履き替えましょう、と思ったところで、おや、登山靴がないぞ、そういえば、うちから持って来てないぞ、そういえば、今日はうちから駐車場までの荷物が少なくてラクだなあと感じたのは登山靴を持ち忘れていたからなのか、と気づいたとのこと。
しかたがないので、いったん帰宅して、山頂で食べるつもりで買ったおにぎりをうちで食べて、山頂で飲むつもりだったインスタントみそ汁に山に持っていった保温ポットのお湯を入れて飲んで、山には戻らずに、映画に行くことにしたのだとか。
そして観に行った映画「山本五十六」は、「まあ、おもしろかった」とそっけない感想。
夫にとってすごく面白いと感じた時には「みそきちどんさんもぜひ見たほうがいいよ」という言葉が出てくることが多いのだが、その言葉が出てくる種類の面白さとそうではない「おもしろかったよ」は何がどのくらいどう異なるのかなあ、と思う。


追記。
この映画の観客は珍しく多かったとのことで約五十名ほど。いつもは一人から五人くらいで映画館内貸切状態の夫にとっては「お客さんいっぱいいた」に相当する数。