山の形を

会津磐梯山を目指して日曜日から出かける。夫は山に登りに、私は麓の温泉でだらだらしに。昨年夫は会津会津磐梯山ではなく安達太良山に登った。その後さらに余裕があれば会津磐梯山にもと思ったが昨年は天候に恵まれず会津磐梯山については山の周りをぐうるりとドライブするにとどめた。来週の天気予報を確認したところ会津地方は29日月曜日なら晴れそう、ということで、28日のうちに山の麓まで一気に行く。安心して山に登るためには宿も予約しておく。28日29日と山の麓の温泉宿に連泊の予約を入れる。
予約の電話のときに宿の食事で抜いてもらいたい食材を伝える。ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニク、ニラ、ピーマン、チョコレート、チーズ。宿の人は「ああ、ネギ系統ですね、わかりました。うちの料理ではどれもそんなに使いませんが、薬味のネギもやめたほうがいいということですね」と問われる。夫は「いえ、ぼくのほうは平気なので、抜いてもらうのは連れの方だけでいいです」と言う。これまで何度か会津方面を旅してきたが会津地方では「食事で抜いてもらいたい食材」を伝えた時に不思議といとも簡単に「はいはい、あの系統ですね、わかりました」と伝わり理解してもらえるのがうれしい。
29日の朝から会津磐梯山に登るという夫に宿の方は「山にはまだまだたくさん雪がありますよ」と言われる。それは「雪の中ソリでいっぱい遊んでね」という意味ではなく「雪山、危険ですがよろしいか」という意味だ。昨年の今頃はまだ雪山装備も雪山を歩く技術も今ほどでなかった夫だが一年経過した今はいろいろ揃っている。夫は「あー、だいじょうぶです。アイゼンもピッケルもちゃんと持って行きますんで」と伝える。宿の方は「ああ、そうでしたか、それでしたら安心です」と言われる。
私は山には登らないが山の形を遠目に見るのはかなり好き。今年は会津磐梯山の形がきれいに見えるといいな。