蜂が来てちびっこ風船わらわらに

先日見つけたフウセンカズラの赤ちゃん風船は、その後数ミリの大きさまで成長し、小さいながらも明らかにフウセンカズラのフウセン形となり、赤ちゃんというよりは「ちびっこ」くらいになっている。最初に見つけたときに既に親指の爪サイズだったフウセンはすっかり大きくなり、ああ、これなら種の3個くらいは入っていてもおかしくないと思えるサイズとなった。
花は花であいかわらずボタボタと落下し続けているものの、現在我が家のふたつの植木鉢には合計で、大きいサイズのフウセンが5個、ちびっこサイズのフウセンが8個くらい、赤ちゃんフウセンは今日は暗くてもうよく見えないがきっと何個がいるのだと思う。
昨日の朝、出勤支度をしながら、毎朝の紅茶豆乳を飲み、毎日の漢方薬サプリメントを服用しつつなんとなくフウセンカズラを眺めたら、一匹の蜂が花に頭を突っ込んでブブブブブと動いていた。フウセンカズラの花のうちフウセンになる花とフウセンにならない花を決めていたのは蜂さんあなたでしたか、と、熱心に頭を花の中に入れている蜂を見つめる。
夜になってから夫に「フウセンカズラは自家受粉かなあ他花受粉かなあ、って話してたけど、今日蜂が来て花の中に頭を入れていたから、蜂が花粉を顔につけて受粉してくれてるみたいよ」と話す。夫は「フウセンカズラの花は小さいのに蜂の頭が入るのかな」と言う。「そうなの。もうね、無理矢理頭を押し込んでいるかんじだったよ。蜂の動きの振動でボタッと落ちる花もあったよ」と蜂と花の様子を伝える。
今朝もまた同じ蜂(なのか別の蜂なのか私には見分けがつかない)がフウセンカズラの花の中に頭を入れて作業していた。蜂にとってフウセンカズラの花の蜜はおいしいのかなどうかな。