何個あるかな

出勤前にベランダにて「うちのフウセンカズラのフウセンは今何個あるのかな」となんとなくホクホクとした気分で一個二個と数えてみる。
出勤してから職場で「聞いてください。今、うちのフウセンカズラ、これくらいの大きさ(手の親指の間接に人差し指の爪の先をあてて小さな輪っかを作ったくらいの大きさ)のフウセンが60個ぐらいあったんですよ」と腰に手を当ててふんぞり返って自慢する。おお、すごいすごい、よく育てたねえ、と拍手を浴びる。
「帰省中の水やりをどうしたものかというのが気がかりなんです」と私が話すと、「大きめのバケツかタライに水を入れて植木鉢の半分よりもう少し下くらいまで水に浸かるようにしておいたらどうかな。水が欲しくなったら勝手に吸い上げるよ。ペットボトルに穴をあけて突き刺しておく方法もあるけど、小さいペットボトルじゃ水が少ないし大きいペットボトルでは安定感が難しいから、バケツかタライのほうがいいんじゃないかな」と教えてもらえた。なるほど、そんな技があるのか、と、植木鉢が入るくらいの大きめの容れ物で水を貯められるものを用意した。
不在の間も水を飲んで蜂を迎え元気にフウセン作ってね。