アンドリューNDR114

おそらく今年になってからケーブルテレビで見た映画。一回目はひとりで、二回目は夫も一緒に。
一回目は夫はガラテアという名の女性ロボットが踊る姿だけ見て「明らかに人間じゃん」と言ってから布団に入った。
二回目は「このまえ見てこれ面白かったからもう一回見る」と言う私とともに夫も見た。
主人公のアンドリューはロボットであるが、次第に人間的な感覚を学習獲得し、のちには人工臓器人工血液体液に自分のパーツを入れ替えることで五感やより精密な感情を得る。そしてついには時とともに老いる身体、やがては死を迎える体を、自ら望んで手に入れる。より人間らしく、より人間として生きるそのために。
ガラテアが最後には落ち着きのあるタイプになったのが私にはカッコよく思えた。
原題の『Bicentennial Man』もお話の内容を一言で表すよくできたタイトルで好き。