ブラックスワン

夫が借りてきたDVD。土曜日の仕事から帰ってきたら夫がひとりで見ていた。途中から私も一緒に見た。
バレエの見応えはあるものの心理的にひょえーっと感じる怖い映像が続き見終えたあとふたりで「こわかったね…」と言い合う。
夫は前回『ショーシャンクの空に』と『桐島、部活やめるってよ』を借りてくるまでは「先入観なくレンタル屋さんで対面した直感でこれと思ったものを借りて見る」主義でそうしていたのだがあまりにも「う、あんまりおもしろくない」ということが続き、映画の感想ブログなどを参考に予習してある程度これなら面白そうだとあたりをつけたものを借りてくることにしてみたらしい。
夫は『ブラックスワン』を見るのは初めてのはずなのだが最後に舞台の高いところから落下(身投げ)するシーンにきたところで「ここで下にあるはずのマットがないんだよね」と言う。私は初めて見る映画なので「そうなの、知らないけど」と言いながら見たのだが、スワンが落下したところにはちゃんとマットがあった。夫は見たことのあるはずの映画の内容をおぼえていないかと思えば見たことのない映画の内容を知っているふうで実は知らないもしくは勘違いしていることがあるようだ。