茗荷(みょうが)ご飯

実家の母が送ってきてくれた茗荷を、一部は素麺の薬味としていただき、残りは「茗荷(みょうが)ご飯」にしてみた。
まず、茗荷の甘酢漬けを作る。今回使った茗荷は五個。酢50ccと砂糖大さじ二杯を混ぜたもの(甘酢)を作っておく。
茗荷を洗って、熱湯でさっとゆで(三十秒程度だろうか)たら、あつあつの茗荷を甘酢に浸ける。三十分程度経過すると、茗荷全体が鮮やかなピンク色に変身する。
ご飯を普通の水加減で、日本酒を加えて炊く。今回は二合のお米に対して、日本酒は大さじ一杯にしてみた。
ピンク色になった茗荷を、縦半分に切って、さらに斜め半分に切る。
炊きあがったご飯に、切った茗荷を混ぜ込む。茗荷を漬けていた甘酢(これもうっすらとピンク色)を、好みに応じて加減しながら、ご飯に加えて混ぜる。
お茶碗にご飯を盛って、私は胡麻好きだから、すりごまをぱらぱらとかける。
酢飯ほど酢飯ではなく、茗荷は生よりも独特の苦みのような味が緩和される。
酢が苦手でなければ、さっぱりと夏のご飯がすすむ。