野口英世記念館5/2

遊覧船をおりてから、野口英世記念館へ。野口英世記念館の隣にはラーメン関連用品を多く取り扱う土産物屋さんが建っていて、夫がここに立ち寄りたいと言うので私も一緒に入る。職場のおみやげに買おうと思っていたごまみそせんべいが売られていたので購入。
例年ならばこういうところではおやつにソフトクリームを買って食べるところであるが、気温が低いとソフトクリームを欲しないようで、まったく食指が動かない。
小雨の中を駆け抜けて野口英世記念館の中へ。野口英世さんは妻メリーさんのことを「メイジー」という愛称で呼び、メリーさんは野口さんのことを「ヒディー」という愛称で呼んでいたと知る。
「どうやらくん、私、野口英世さんを三上博史さんが演じた映画をDVDで見たくなった」
「へー、そんな作品があるんやー、知らんかったー」
「えー、『遠き落日』だよ、そこにもポスターあちこちに貼ってあるじゃん」
野口英世さんの形をした人形が語るいろいろのその人形の動き、特に語りのスイッチを切ったあとの待機時間中のまぶたや唇や眼球の動きが夫は気に入った様子で、長くじっと見つめている。私は人形の手の皮膚感が上手に作ってあるなあと感心する。
そうこうしているあいだに、夕方四時を少し過ぎる。そろそろ四時半のチェックイン目指してお宿に行ってもいいかしらね、と、今宵の宿に向かう。