偽善について考える2

今回利用した心理テストっぽいものの中で私にとっては最も回答の難易度が高かったものから順に記録する。テストは全部で三種類。今回は一個目の「あなたの偽善度チェック(心理テスト)について書く。
各質問に対して4つの選択肢の中から回答を選べ、というもの。各質問と選択肢と私の回答の順に記載。
質問1:明日はテストです。回答「テスト対策は万全」「一夜漬けでがんばる」「すべてカンでいく」「先生に賄賂を用意」。これまでの自分のテストにおける傾向を鑑みるに、そのテストや勉強に必要な学費等各種経費を親など自分以外の誰かが負担している場合は「一夜漬けでがんばる」になりやすく、自分の懐から経費を捻出している場合は「テスト対策は万全」になるようである。なので回答するのであれば、どういう何のテストにおいての話なのかの細かい条件設定が必要。
質問2:カバンの忘れ物を発見。回答「交番に届ける」「持ち主に連絡する」「そのまま放っておく」「金目のものをチェック」。場所や時間帯や自分の状況やカバンの状態(持ち主が探しに来そうかどうかも含めて)によって異なる。届け先が交番とは限らないかもしれない。販売店名などが明らかななにかがあればそして交番よりもその販売店のほうが立ち寄りやすい環境であれば販売店に届ければ届けるかもしれない。自分の勤務先の顧客の落とし物であることが明らかにわかるようなものが自分の勤務先とその周辺で見つかった場合は、勤務先で保管して連絡先がわかる場合には連絡するような気がする。自分が保管できるようなところではない場合、その場に置いておいたほうがご本人が捜しに来た時に見つけてもらいやすい気がするときにはそのままちょっと見つけやすい位置に置き直して放置することもある。「金目のものをチェック」の「金目のもの」とは若干異なるかもしれないが、私は以前自分の年金手帳と雇用保険の各種書類を一式紛失したことがある。入れ物はカバンではなく半透明のプラスチックケースであった。紛失場所は市役所内のATM。市役所の人が見つけて交番に届けてくださり、警察から「あずかっています、取りに来てください」の文書が届き、警察に受け取りに行った。市役所内で紛失した年金手帳が市役所内で見つかった場合は市役所の年金課があずかって連絡してくれるものかと思っていた(そのため市役所に電話して見つかった場合には連絡をもらえるように依頼した。もちろん交番にも届けた)が、なんと交番警察経由になるのだな、と学習した。年金手帳紛失の手続きと再就職に係る書類の再発行手続きを行わねばならないかと思いやや、いやかなり、途方に暮れていたので、見つかって戻ってきてとてもありがたかった。
質問3:苦手なおかずがお皿に!! 回答「我慢して食べる」「隣の人にあげる」「残す」「皿から落としたフリ」。苦手がどういう意味合いなのかにもよる。基本的には残すかその食べ物を好んでたくさん食べたい人がいれば食べてもらえるようにお願いする。我慢して食べて具合が悪くなるのはよろしくない。皿から落としたフリ、というのはどういうふうにすればいいのかよくわからない。実際に落とすのか。落ちたものを拾って包んだようにしてお皿の上に置いておくのか、謎だ。
質問4:親友と同じ人に恋をした!! 回答「自分は身を引く」「真っ向から勝負」「笑顔の裏で画策」「胃が痛くなる」。これは基本的に恋愛や結婚は1対1つまり単婚であるべきだという文化においての話であり、私のように参加者の合意があるのであれば複婚もありという価値観の持ち主が回答するとしたら「複婚またはそれに準ずる交際について協議する」になるだろうか。しかしそれは恋をした相手と親友も複婚OKな人のときに成り立つことであって、彼らが単婚主義である場合は協議そのものが無理であろう。ちなみに夫は単婚主義であるらしい。私が生息する文化圏が単婚主義であることは私も把握理解はしているが人類にとって複婚という文化もそれはそれでありだと思っている。それと同じくらいに単婚文化もそれはそれでありであると同時に人類ではわりと主流で人気の形であるらしいことは知っている。もしもどうしても単婚文化のみで考えるのであれば、恋をした相手が誰でどのような人であるのか、その人に自分と同時に恋をした親友なる人物が誰でどのような人なのか、それぞれの人と自分の関係性がどのような状態であるのか、等によってどのように身を振るかは異なってくるであろう。
質問5:あなたの親友の悪口を言われました。回答「へえーと聞き流す」「そんなことないと弁護」「あなたからネタを提供」「その場から立ち去る」。親友なる人物が誰か、どんな内容の悪口か、その悪口を言った人が誰でどのような人なのかによる。ただ単に私が親しくしている人のことを誰かが「じぶんはあの人のことがあまり好きじゃない」と表明しただけであれば、まあ残念だけど仕方がないそういうこともあらあなあ、であり、それは私についてどこかで誰かが私以外の誰かに対して言うこともあるであろうことでありそれに関して私の親友なる人物はおそらく「残念だけど仕方がない、まあそういうこともあるよね」と言うか思うかするのではないかなと予想する。もしもその悪口の内容が「あの人って偽善者だよね」というものであった場合には「いやいや、その偽善者なんだけどね、私、実は偽善とか偽善者という言葉そのものがよくわかってないなあ、ということに最近気がついて掘り下げて考えているところなんだけど、要はじぶんはその人の言動の何かが気に入らずバカにせずにはいられない心情がある、ということでいいんだよね」と確認をとるかなどうかな。しかしそもそも私が懇意にしている人に関して口さがないことを言うような人とは私は懇意にしないように鉄壁の防御と交友関係の限定を行なっているのでそういう事態に陥ることはよほどうっかりしない限りはないのではないかなと思う。
質問はまだ10番まで続くが、そしてあと2種類別の診断テストがあるが、長くなるのでいったんここまでとする。続きはまた次回以降にて。