ミルサーとソースと小麦粉花カツオ

お好みソースを自作するときにリンゴジャムを用いる予定でアオハタリンゴジャムを買ってきた。リンゴ果肉のゴロゴロ食感も味わえるタイプのジャムなので、ソースに使うときは過肉の塊を避けた部分を用いるのがいいわね、と考えていた。
しかし、日曜日に食材買い出しから帰宅して荷物のリンゴジャムを片付けながら、はっ、と、そうだ、我が家にはイワタニのミルサーがあるじゃないか、と思い出す。
お好みソースの材料撹拌の工程をミルサーで行うとなれば、リンゴジャムの果肉の塊を入れて一緒に撹拌することができるではないか。そうすると果肉の固形もトロミ原料として活用できるではないか。
おおー。かつてミルサーを入手しておいた過去のわたくしお手柄ー。
よーし、これでいつでもどんとこい、と言いたいところだが、我が家に常備していた五葷抜きウスターソースを昨日のカリカリレバーカリカリ砂ずりで使いきったところなので、次回我が家でお好み焼きを楽しむためには、まずは五葷抜きウスターソースの入手が必要である。
カリカリレバーを作るときにはウスターソースも必要だが小麦粉も必須の材料で、レバーや砂ずりをウスターソースに漬け込んでから「あれ、うちの冷蔵庫には小麦粉があったかしら」と自信なく思うときのぜひともあってほしい願望は大きい。
昨日レバーと砂ずりを焼くときには小麦粉もちょうどよくあったから無事に焼いて食べることができた。しかしその小麦粉も昨日で使い果たしたため、これも次回食材買い出しのときには買い求めるのを思い出したい。
今回使い終えた小麦粉は「こんな小麦粉ほしかった」という名前の小麦粉だったのだが、初回はもちろんその後も何度か使ってみてはそのたびに「おお、本当だー、こんな小麦粉がほしかったわあ」と思った商品だった。
メーカーとしてはその小麦粉の粉末のサラサラ具合の部分において「飛び散りが少なくて、ダマにもなりにくくて、使いやすいでしょ」という意味合いでの命名であるようなのだが、私にとってはサラサラで使いやすいのももちろん嬉しくはあるものの、それ以上に、その一袋あたりの販売量が多すぎないにもかかわらずちゃんとジッパー付きの袋入りなのが嬉しかった。それまで買って使っていた小麦粉は、大きい単位になればジッパー付きビニール袋入りだけれども、私が求めるような少量包装になると昔ながらの紙袋入りなのが惜しいことであるよ、と思っていたのだ。その従来メーカー品に比べると「こんな小麦粉ほしかった」は若干割高だったかもしれないがその差額を補って余りある快適を我が家のカリカリレバーにもたらしてくれたように思う。
次回の買い出しではこの「こんな小麦粉ほしかった」と、夫が納豆を食べるときに必ず用いる花カツオの個包装入りを買うのを夫も私も思い出すぞ、できればメモに書いて持って行くぞ、書いたメモを持っていることとそのメモをどこに入れたのかを買い物のときに思い出すぞ、おー、おー、おー。